脳内の神経伝達物質のバランスが崩れている状態なので、そのバランスを整え、正常な状態に戻すために、早期の対策が早期の回復につながります。
- うつ病になると考えがまとまらなかったり、おっくうになりがちですが、現状を説明するつもりで構えず気軽に医師等の専門家に相談(受診)しましょう。
- 長時間労働をやめ、睡眠時間を確保するなど十分な休養をとるように心がましょう。
- 病気を正しく理解し、怠けや頑張りが足りないなど自分のせいではないことを理解しましょう。
- 自分の抱えている悩みや思いを身近な信頼できる人に伝え、わかってもらいましょう。
- 服薬が必要な場合には、医師の指示に従い服薬しましょう。
- うつの状態では、判断力が落ちていることが多いので、退職や離婚など重大な決断はしないようにしましょう。
- うつ病の症状として、自殺のことで頭がいっぱいになることがありますが、1分1秒と先延ばしにし、いのちを大切にしましょう。
うつ病の治療を始めるとき、ある医師は患者にこうアドバイスしています。
- 1肩の力を抜いて、何事にもそんなに頑張らない。
- 2理屈の世界から、少しいい加減な心に。
- 3人に頼ろう、人に任せよう。
- 4労力の無駄遣いをせず、エネルギーを貯えよう。
- 5食べて、寝て、できるだけさぼろう。
- 6自分のしてきたことを認めよう。
- 7どんなに辛くても舞台は回る。